2021/06/14(月)の奈良政経新聞様の週刊1面でkome-kamiをご紹介いただきました。開発時の様々な困難を乗り越え生まれたkome-kamiは、SDGsに関心のある多くの企業からお問い合わせいただいています。
開発当初は、砕いても粒が大きく機械を傷めてしまう可能性がある上に、混ざりきらず粒が落ちるといった問題があり、どのようにして米を紙にするか、試行錯誤を重ねる日々が続いた。
奈良政経新聞 令和3年6月14日 週刊1面
あるときには炊いた状態の米で試作を進めるなど、様々な状態の米を使用し失敗を繰り返してきました。最終的には紙にするのに最適な大きさに米を粉砕する方法を見つけ、約一年かけてkome-kamiを完成させることができました。
完成したkome-kamiはファンシーペーパーの質感に近く、今後通常の用紙として使用するだけでなく、様々な展開方法を考えています。
現在、コロナ禍でイベントの中止が相次ぎ、チケットやチラシの印刷が減少している。奈良から関西全域にシェアを拡大して売り上げを伸ばしているペーパルは、それを補おうとビニール袋を紙袋に、またビニールファイルを紙ファイルにしてもらうなど付加価値の高い商品の提案を進める。
奈良政経新聞 令和3年6月14日 週刊1面
上記の通り、kome-kamiの開発理念や、SDGsの考え方に共感いただいた企業の商品にkome-kamiが採用される事例も増えてきています。
食用としては使えなくなった米を回収するといった社会的コストを新たな形の価値に変え、得た対価の一部をまた社会に還元していく。そんな取り組みをkome-kamiは推進していきます。
また、当紹介記事は月刊エンタメニュース 2021年 6月号にも掲載されています。
引用:奈良政経新聞 http://www.naraseikei-np.com/sp/img_sp/210614_08.pdf