フードロスペーパーとは
すべての廃棄を価値あるものに。フードロスペーパーは、フードロスや廃棄される食材を使って価値ある紙に変換された素材です。様々な再生素材と組み合わせることが出来るため、ニーズに合わせた開発が可能です。企業や自治体のSDGs活動を紙素材を使って応援いたします。
フードロスペーパーが求められる背景
-
①フードロス問題と貧困問題
日本の食品ロス量は、年間約523万トンとされています。ピンと来ないかもしれませんが、 これは、一人が毎日ご飯茶碗1杯分を捨てている計算です。
おにぎりで換算すると、一日に1億2,000万個分に相当します。
その一方で、日本国内でも、子どもの貧困率は高止まりしていて、『10人に1人』が貧困問題に直面しています。 -
②フードロスの影響
フードロスは食料不足の問題や、環境負荷に対する問題はもちろん、経済的な損失も発生します。最終的に捨てられるものであっても。石油などから生まれるエネルギーはもちろん、生産者や労働者が費やした手間や時間も無駄になってしまうわけです。
-
③循環可能な素材「紙」
海洋プラスチックごみが、さまざまな深刻な問題を起こしています。海で海洋ごみに絡まったりこれを誤って摂取したりすることで、絶滅危惧種を含む700種もの生物が傷つけられたり死んでいます。
いずれ分解し土へと戻る紙という素材が注目を浴びています。
製品ラインナップ
紙素材
紙モールド
kome-kami BOX
kome-kami BOXはkome-kamiの原料をつかった、継ぎ目のないシームレスなパッケージです。その造形は、職人の手仕事のような美しさを持ち、触れる度に心地よい感触が感じられます。
オリジナル紙素材作ります
あなたの想いを、紙に乗せて届けませんか。
紙素材開発
133年の紙のノウハウを生かした、パルプと廃棄素材をあわせた貴社オリジナルペーパーを開発します。kome-kamiやその他素材の開発の技術で、廃棄素材の機能を引き出した素材にすることも可能です。
オリジナル紙モールド開発
継ぎ目なし紙パッケージ
オリジナルの継ぎ目のない、パッケージが作れます。廃棄素材とパルプを一体化させて上で、型にはめ、高温で圧力をかけて作るので、滑らかな局面と表面を実現します。