~江戸時代の技法を現代に蘇らせた、風合いと発色が美しい紙素材~
●浮世絵のような鮮やかさを、サステナブルに
江戸時代、浮世絵の発色を良くするためにお米が使われていました。米は紙の繊維の間に隙間を埋め、表面を滑らかにすることで、美しい色彩表現を可能にしたのです。kome-kami 浮世絵ホワイトは、この伝統的な技法を現代の技術で再発明。表面に米由来の塗料「コメグロス」を施すことで、風合いのある表面と鮮明な印刷面、そしてはっきりと白さを実現しました。
●環境にも優しいサステナブルな素材
従来の紙の表面処理には、石油由来の原料が使われることが多く、環境負荷が問題となっていました。kome-kami 浮世絵ホワイトは、一部の原料にお米を使うことで、CO2排出量を大幅に削減。環境に優しいサステナブルな素材として、紙の可能性を広げます。
●幅広い用途に対応
kome-kami 浮世絵ホワイトは、名刺、ショップカード、パンフレット、冊子の表紙、スリーブ、紙袋、ノートの表紙、パッケージなど、様々な用途にご使用いただけます。
●開発秘話
kome-kami 浮世絵ホワイトの開発は、2020年から構想を練り始めて4年。様々なテストを繰り返すことによってようやく実現しました。
●未来のデザインに新たな表現力と可能性を
kome-kami 浮世絵ホワイトは、日本発の温故知新な素材として、サステナブル時代の「ジャポニズム」を起こし、未来のデザインに新たな表現力と可能性を広げたいという願いを込めて開発されました。
↑『kome-kami 浮世絵ホワイト』の印刷面です。独特な煌きで、いい風合いになっています。